「ROCK BAR 講座 / 店名」
 
私の店の名は「TEXAS FLOOD」です。
大好きなスティーヴィ・レイ・ヴォーン(SRV)の曲名であり、アルバム名でもあります。
テキサスフラッド、洪水という意味のようです。
 
店名はとても重要です。
「はい○○です」「○○というロックバーです」「○○マスターです」など、何万回?も口にすることになりますからね。
やはりポイントは好きな言葉。
 
「テキサスフラッド」は、一般の人には馴染みがありませんけど、SRV知っている人には「ピン」とくるBIGネームです。
是非行ってみたいと思わせる名前です。
 
好きな言葉といっても、誰にも分からない名前は不利ですから、「冠」をつけたほうがいいと思います。
看板や名刺、チラシなどに「ロックバー」をつけるのです。
そうすればカラオケ希望の人とかは入ってきません。
逆に「怖い兄さんがやっていて、一元の素人には入りにくい」と勘違いされる場合もあります。
 
ある程度客層を絞り込みたい場合は「冠」をさらに詳しくします。
それはマスターの考えかた次第です。
ただし絞り過ぎると辛いかと思います。
「ドイツプログレBAR ZURUZURU」とかにすると、お客さんは月に5人位かもしれません。
 
夢を継続させる為には「常識」「商才」「センス」「バランス感覚」「明晰頭脳」が必要です。「協力者」と「資金」ももちろん大切です。
 
店名の後にカテゴリーを表記するのもいいかと思います。
私は「ハードロック/70年ロック/ブルース」を付録につけました。
ほんとはそれ以外にもあるのですが、この3つである程度絞れます。
ただしその「全て」ではなく、私の「好きなものだけ」なんですけど。
 
「ハードロック」「70年ロック」「ブルース」の代表的なもの全て取り揃えております、というのでは範囲が広すぎますからね。
商売としてはそうしたくなるでしょうけど、やはり自分の範囲内にしたほうが、自分が楽しくできます。そのほうがやりがいがあります。
 
けっこう悩みますが、夢の計画書の最初に「ロックバー○○」と書けば、その気はUPしますよ。