噂の?ロックバー講座。
今日は「居抜きかスケルトンか」
 
いい感じの店かどうかはドアを開けてすぐ分かるそうです。
ファーストインプレッションというやつでしょうか。
洋服なんかも店で最初に「いい感触」を得たものを、最終的に購入する可能性が高いように思います。他にもいろいろ見た挙句、最初のものにするのです。
 
まあ相性もありますけど、「てきふら」の内装、空気は評判いいようです。(手前味噌)
開業経費を少なくする為には「居抜き」がいいのですが、私も何件か見ましたが考えていたものとは雲泥の差があり、結局、経費は掛かっても理想の店を作るため、スケルトン(ほぼコンクリ状態。前の店舗の造作なし)を選択しました。
安い居抜き物件は、一般的には「古く」「汚く」「安っぽいカウンター」ときには「臭く」、たまに「幽霊付き」です。役に立たない物が残してあることもありがちです。(処分にも経費かかります)もちろん場所も悪いのです。
だから「安い」のですが。
 
そういう悪条件の物件を、技とセンスで、経費を少なく「リフレッシュ」できる人は「居抜き」でもいいと思います。
でも実際には「潰れた店を素人作業で手を入れた」ことを、お客さんは一瞬で見抜きますから注意が必要です。空気も澱んでいますし。
何度も行きたい「お気に入り」に登録してもらうのは大変でしょう。
 
1回だけのお客さんしかいない店は、いずれ行き詰まります。よほど一元客が期待できる立地なら別ですけど。感じ悪くて不味いのに混んでる飲食店なんかがいい例です。
リピーターを多数確保できる店を作れるかが最大のポイントです。
 
スケルトンでスタート可能ならそれがベターです。自分の理想に近づけることができますから。(理想もセンス良し悪しがありますけど)
経費はそれなりに、いえ予算以上にかかります。