「ROCK BAR講座 : ごめんなさい」
 
BARには色々な方が来ます。
ドアがすっと開き、緊張の一瞬が訪れます。
誰?どんなお客さん?
まあお客さんもそうでしょう。どんな店?どんなマスター?どんなお客さんがいるのか?怪しくない?
 
常連さんではない場合が問題です。
初めてなのか?再来店なのか?
オーダーを聞きながら記憶のページをめくるのですが…
2回目の来店のお客さんなのに、私が覚えていない(思い出せない)ケースが問題なのです。
「初めてですか?」と聞いて「いや○回目」となったときの恥ずかしさ。「ゴメンナサイ」状態です。
 
最近、雑誌「アエラインロック」「大人のロック第二号」「東京新聞」、HPやBLOGで、初めてのお客さんが増えてきています。(どっとではなく少しですけど)
話をすれば、その内容と重ねてお顔を覚えやすいのですが、それでも連日「新しいお顔」があると、やはり次第に記憶が重なり?忘却の彼方の可能性が大きくなります。
ロンリーマスターのお年の所為もあります。
 
連続して会うと記憶に刻まれるという人もいます。1週間以内位にもう1度会って話をすると、確かに。やはり「記憶の刻み」は数多いほうが強いですよね。
パソコン処理なども、毎日やる動作はすぐ覚えますが、めったにやらないことは取説を見直さないと分からないですし。
 
とはいっても、1週間以内にまた来てねというわけにもいきません。
服装や髪型も同じではありませんし。
この前○○の話をしましたね、とか言って頂けると思い出す場合もあります。
なんかいい作戦はないでしょうかねえ?